自分が生まれ育った町について書くことは、自分が獲得したわけではないものについて書くようで気恥ずかしく思っていた。 変わりゆく地元に対して、愛憎半ばの感情もある。 だが、もう良いのかもしれない。 四十年以上 毎月ひとつのテーマを掲げ、4人の執筆者にそれにまつわる映画エッセイを寄稿してもらう「映画の〇〇について考える。 5月のテーマは、1968年にパリで巻き起こった五月革命にちなんで”革命”。 2週目の執
わたしはいま、天国にいちばん近いところにいる。 ささやくように聞こえる川のせせらぎの音、差し込む太陽のやさしい光、ぽかぽかとほんのり熱を持った身体。 もうかんぺきだ、何もいらない。 畳に寝そべり猫のよう