画がものすごく強い。 編集のリズムもシャープだ。
触れると血が噴き出そうなほどの鋭利なカッティング。 台湾・国民党政権による白色テロ――長期に及んだ戒厳令の末期、台北のストリートに漂う荒涼としたざわめきが、 数年に一度、胸を深く抉る映画と出会うことがある。 それは生じた感情をすぐさま言語化して割り切れるようなものではなく、ましてや感動の涙を流してリフレッシュする類のものともまったく違う。 『ヒンド・ラジャブの 第82回ヴェネチア映画祭にて、史上最長となる23分間のスタンディングオベーション。 銀獅子賞を含む8冠を達成し、アカデミー賞では国際長編映画賞にノミネートされた『ヒンド・ラジャブの声』。
ブラッド・ピット