『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)や「地獄が呼んでいる」(21 Netflix)など数々のヒット作を生み出し、最近ではNetflixシリーズ「ガス人間」26)のエグゼクティブ・プロデューサー ショーン・ベイカーの映画を追ってきた人なら、ツォウ・シーチン(鄒時擎)の名を目にしたことがあるかもしれない。 中国からニューヨークへと渡った不法移民を描く『テイクアウト』(04)をベイカーと共同監督し、 ベトナムの苛烈な戦場を生き抜き、重いPTSD(戦争後遺症)を抱えることになった元米兵、アレン・ネルソン。 絶望の淵にいた彼を救ったのは、精神科医ダニエルズによる「なぜ人を殺したのか? 」という執拗なまでの