◆分断の修復 似て非なる2冊の共通項この2冊の本はそれぞれ違うものを扱っている。 『曖昧な弱者の時代』は現代日本の社会状況と政治状況について。 『「マイノリティ支配」の正体』は現代イギリスのそれについて。 広く親しまれている日刊紙の書評欄で学術書を取り上げるのは気が引ける。 でも、世界史のブランドと言われるローマ史の基幹をなす話題であれば黙したままでいいものか。 長くつづいた共和政に綻(ほころ)びがみられ帝 ゲーム芸人・フジタの人生は、絶望と希望の繰り返しである。 小学校入学直前に、母が急死したあと、父は別の女性をつくって、家を出て行ってしまう。
「自分は捨てられた… 一人ぼっちの幼いフジタは絶望し、憎しみ