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宮廷女性の政治力を活写、国際比較―神田 裕理(編)『王室・後宮・奥・ハレム: 歴史学のなかのジェンダーを考える』磯田 道史による書評(ALL REVIEWS)

Mon August 03 • 09:00 PM • 5 min read • 875 views
宮廷女性の政治力を活写、国際比較―神田 裕理(編)『王室・後宮・奥・ハレム: 歴史学のなかのジェンダーを考える』磯田 道史による書評(ALL REVIEWS)
◆呆けていく人間か、自律する未来か 長い歴史をもつ生きものの一つである人間を考えている者としては、生成AIが人間を超える日が来るとまで言う風潮には危うさを感じる。 次々とデータセンターを設立しての大量 ◆長い歴史は「新しきを知る」姿を映す 「温故知新(故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る)」を最も雄弁なかたちで実現した本である。 なにしろ「故き」は人類の起源、「新しき」は二十一世紀なのだから。 ◆「人間だということ、忘れられ」苦悩を吐露 この自伝は「でも今、私はここにいる」との一文で終わる。 本書を体感すると、この「でも」が重い。 そして強い。 ミュージシャンの自伝は、当人が覚えていることだけを

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