◆「人間だということ、忘れられ」苦悩を吐露 この自伝は「でも今、私はここにいる」との一文で終わる。 本書を体感すると、この「でも」が重い。 そして強い。 ミュージシャンの自伝は、当人が覚えていることだけを ◆異世界に通じる亀裂に迷い込む 英国のエッセイスト、ロバート・リンドに「ささいなことを弁護して」という一編があり、「世界中がこれほどひどいことになっている時期に楽しむ気分になどなれませんでしょ? 」と (※その他の写真は【関連画像】を参照)
※この記事は2026年2月号に掲載されたものです。 ■ジャズの調べや店の雰囲気 “おいどん”に惹かれて 横浜中華街の外れにひっそりと佇む「MINTON H