◆「人間だということ、忘れられ」苦悩を吐露 この自伝は「でも今、私はここにいる」との一文で終わる。 本書を体感すると、この「でも」が重い。 そして強い。 ミュージシャンの自伝は、当人が覚えていることだけを ◆文人、論客の頭の中に響く何かを
大英博物館の裏側(北側)にはロンドン大学の建物が建ち並び、ブルームズベリともよばれる。 経済学者ケインズの伝記の記憶から、ここには作家のV・ウルフやL・ストレイチーな 國分功一郎氏の憲法論。 奇妙な書名は、改憲派に対し劣勢の護憲派が≪当時の天皇の明仁≫の≪護憲の立場≫に頼った情けない状態をさす。 戦後の憲法論は明治の文学のような役割を担った、と著者は言う。 国民の何た