芸道小説あり、社会派小説あり、語り芸を披露し、女性の老いや性癖もたっぷり見せてくれる緩急のついた七編の短編が収録されている。 短編だからこそ、作家の多彩な業(わざ)がよけい際立って感じられる。 ことに、 9つの短編を収録した大滝瓶太『花ざかりの方程式』(河出書房新社)は、理系の研究者としてのキャリアを持つ著者ならではの数学SF。 難しいと感じる箇所もあったけれど、愛らしい装丁と「SFと文学のあいだをひ 7月4日、京セラドーム大阪で153チームが参加する開会式が行なわれ、甲子園をかけた大阪の夏が幕を開けた。 胸が高鳴る一方で、今年はどこか落ち着かない気持ちもあった。 【各メディアに届いた一通のメー