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大竹聡『酒好きの記』を薄幸(納言)さんが読む(Bookレビュー)(Book Bang)

Thu July 02 • 09:00 PM • 5 min read • 842 views
大竹聡『酒好きの記』を薄幸(納言)さんが読む(Bookレビュー)(Book Bang)
2022年10月2日逝去。 稀代の幻視小説家・津原泰水(やすみ)が亡くなってもうすぐ4年が経とうとしている。 その喪失感は今もって埋めることはできない。 少女小説から始まって、SF、ミステリー、幻想小説、 AIを題材にしたフィクションは数あれど、出色の出来栄えと言える。 第八回ゲンロンSF新人賞優秀賞を受賞した形霧燈の『DIVA』(ゲンロンSF文庫)だ。 近未来の日本では、無断のAI学習の取り締まり 6人部屋と聞くと、わかる人にはすぐわかる。 これは入院の話だ。 となると重い話かと思いきや、のどかな表紙からもわかるように、ちっとも重くない。 いや、本人は重いどころの話ではなかっただろう。 それだけ

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