◆「もし僕らが賢くあれば」の思い ロシア文学研究者でもあり翻訳者でもある奈倉有里さんのエッセイ集である本書は、子どものころのある記憶からはじまるのだが、それがなんとなくこわい。 奈倉さんご本人はさほど 6月13〜14日にフランス・サルトサーキットを舞台に開催された2026年FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦となる第94回ル・マン24時間レースにおいて、トヨタレーシングの7号車が総合優勝を果たした。 著者・鹿島茂氏は律儀なひとだ。 学生のころ吉本隆明『共同幻想論』が理解できなかった。 後年≪エマニュエル・トッドの家族人類学≫を読み≪突如、理解可能≫になった。 そこで『ちくま』に連載六八回、六百頁(ページ