弟を思い出す―。 80年前に被爆したあの場所に戻ると、涙が止まらなかった。 広島への原爆投下の爆心地からわずか460メートルの小学校の校庭は、黒焦げの遺体で埋め尽くされていた。 母の字で「トモダ」と書かれ 2025年春、共同通信の記者の私(26)は福井市に赴任した。 当時25歳。 入社4年目で、福井支局では最年長の記者として、県庁の取材を担当することになった。 俳優・西村雄正さんが故郷の高知をのんびり歩き、地元の方と土佐弁でおしゃべりをしながら土地の魅力を紹介するコーナー「ゴトゴト・コトノハさんぽ」。 今回は、前回に引き続き中土佐町・久礼を巡る後編です。